1: かじりむし ★ 2014/09/10(水) 23:35:35.27 ID:???.net
スマホ市場で地殻変動 低価格で中国メーカー台頭、苦戦する日米韓メーカー
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140910/biz14091022590016-n1.htm
産経新聞 2014.9.10 22:59


 世界のスマートフォン市場では今、低価格を武器に中国メーカーがじわじわ
とシェアを拡大している。首位を走ってきた韓国のサムスン電子や日本勢のソ
ニーも販売が減速しており、成長市場のスマホでも地殻変動が起こっている。

 「腕時計型端末のイメージを根底から変える」。9日、カリフォルニア州で
開いた新製品発表会で、米アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)
は、アップル・ウオッチの革新性やデザイン性をアピールした。

 アップルはスマホの大型画面化に遅れ、米調査会社IDCの4~6月期の出
荷台数シェアが12%まで低下。4年ぶりの新製品となるアップル・ウオッチ
は、危機感の表れでもある。

 一方、存在感を増しているのが中国メーカーだ。世界シェアで昨年5位だっ
た華為技術(ファーウェイ)が3位に浮上、4位の聯想集団(レノボ・グルー
プ)もシェアを伸ばしている。「赤いアップル」と呼ばれる小米科技(シャオ
ミ)も、斬新なデザインで若者の人気を集める。

 中国メーカーに苦しめられているのはサムスンも同様だ。4~6月期の連結
決算は9年ぶりの減収となった。ソニーも、今期のスマホの販売台数の下方修
正を強いられた。

 中国メーカー躍進の要因は、何と言っても低価格。約14億人の巨大市場を
武器に、人件費の安さやボリューム勝負ができる。

 同じ構図は、かつてのパソコン市場でも見られた。米IBMや東芝などが世
界シェアの上位にいたが、製造コストの安さや生産規模で中国や台湾メーカー
に抜かれ、失速した。スマホでも中国メーカーが薄利多売の競争を仕掛けてい
る。

 アップルは今回、大画面化したアイフォーンと腕時計型端末を投入したが、
サムスンやソニーも同様な動きを見せており、差別化が難しい。中国メーカー
も台頭する中で、これまで通り確固たるブランド力を武器にシェアを押し上げ
られるか、これから試される。(黄金崎元、ワシントン小雲規生)

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↑グラフ:スマートフォンの世界シェア

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↑写真:9日、米アップルが発表した腕時計型端末「アップルウオッチ」=カ
リフォルニア州クパチーノ(共同)


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